うつ病で休職した時にしておく事【その1ー傷病手当金】

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休職中は会社からの給与が無くなるため、生活が苦しくなります。

発病当初は1~2ヶ月程度で良くなるのではないかと軽く考えていても、実際は回復の兆しもなく、数ヶ月~1年と長期に渡って働けない場合もあります。

これでは、余程の貯蓄がない限り安心して治療に専念する事ができません。

そこで、そのような時のために、働けない期間に手当金を受給できる「傷病手当金」という制度があります。

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傷病手当金の請求

傷病手当金とは、ケガや病気で働けなくなった場合、加入している健康保険組合から、給与の約3分の2を受給できる制度です。

最長期間は1年6ヶ月です。

元気に働けている時は意識する事が無いため、この制度を知らない人もいると思います。

私も休職するまでは知りませんでした。

傷病手当金請求書の取得

まず、傷病手当金請求書を取得します。

これは、会社が所属する健康保険組合によって書式が異なります。

入手方法は、会社から渡されるか、自分で所属する健康保険組合のWebサイトから、PDF形式のファイルをダウンロードし、プリントアウトします。

自宅にプリンターが無い場合は、ダウンロードしたPDFファイルをUSBメモリなどに保存し、コンビニのコピー機でプリントアウトすることができます。

記入する項目は4つ

傷病手当金請求書は、健康保険組合によって書式が異なりますが、記述する項目は下記の4つです。

  1. 被保険者記入欄
  2. 保険給付金受取先
  3. 療養担当医師記入欄
  4. 事業主記入欄

1.被保険者記入欄(本人記入)

被保険者とは本人のことです。

健康保険証の番号、住所、氏名、職種、傷病名、療養状況などを記入します。

特に療養状況は審査する上で重要な項目なので、できるだけ詳しく記述して下さい。

2.保険給付金受取先(本人記入)

傷病手当金が振り込まれる口座を指定します。

休職中は会社経由の振込になるため、委任状の欄に記入します。

3.療養担当医師記入欄(医師記入)

現在通っている病院の担当医師が症状を記入します。

ここで1つ注意点があります。

記入項目の中には、「労務不能と認めた期間」「労務不能期間中の受信日」があります。

労務不能と認めた期間」は、被保険者記入欄の「請求期間」と一致する必要があります。

また、「労務不能期間中の受診日」には受診日が含まれている必要があり、未来日を記入することができません。

例えば、6/1 ~ 6/30 を請求期間とした場合、受信日が6/1の場合は請求可能ですが、5/31や7/1の場合は請求できません

この場合は、5/31 ~ 6/29 を請求期間にするなど、1日でも受信日を含めるようにします。

請求期間はおよそ1ケ月とされていますが、40日くらいでも請求は可能です。

4.事業主記入欄(会社記入)

会社が給与を支払っているか否かの確認事項です。

上記1~3の記入が終わった段階で、会社に傷病手当金請求書を郵送して記入してもらいます。

その後、会社から健康保険組合に郵送されます。

傷病手当金の受給

後日、健康保険組合から支給可否の手紙が届きます。

傷病手当金請求書に問題が無ければ、傷病手当金が支給されます。

ただし、最初の支給が開始されるまでは、時間がかかります。

早め早めに行動するようにしましょう。

まとめ

うつ病で休職することになった場合、自分1人で全ての手続きをすることが難しいです。

しかし、本人でなくとも委任状があれば、家族でも申請することは可能です。

治療に専念するためには、お金が必要です。

時間をかけて治療をすれば、うつ病は必ず良くなりますよ。